ノクチュエル
ラヴェルの家に集う子どもたち
詩的で音楽的なフィルム
ディディエ・ルメール作
音楽 岡崎順子 作曲・演奏
フィルム−22分
ノクチュエル
モンフォール ラモリー市(パリ南西50km)にある作曲家モーリス・ラヴェルの家(ベルヴェデール)で撮影された“ノクチュエル”。夜の静寂の中、子どもたちが笠のついたランプを手に次から次へと部屋を巡っています。子どもたちは遊んだり、本を見たり、夢をみたり、写真を眺めたり、絵を観たりしています。また、鏡や壁に浮かびあがる映像をみたり、踊ったり、旅をしたりしています。各々の短いシーンはこの家にある置物や室内の装いを浮き彫りにしています。この偉大な音楽家によりアレンジされた独特の趣を持つこの家を生き生きとよみがえらせています。ディディエ・ルメールは、ペルルミュテールの弟子である岡崎順子にこのフィルムに添えるラヴェルの作品を想わせる響きの音楽を作るように依頼しました。そのオリジナルな曲と共にラヴェルの作品“鏡”からの抜粋、“クープランの墓のフーガ”の始めの部分、そして1913年に作られた“プレリュード”も聴こえてきます。
付録57分 岡崎順子によるラヴェルの作品演奏
♪ 夜のガスパール 1)オンディーヌ 2)絞首台 3)スカルボ
2015年サル・ガヴォー(パリ)で催した“ラヴェル生誕140年の記念リサイタル”より
♪ 鏡より 1)鐘の谷 2)悲しい鳥たち 3)夜蛾
ラヴェルの使っていたピアノ 1909年製“エラール”で演奏した貴重な録音
♪ 亡き王女のためのパヴァーヌ
♪ ソナチネ
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